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当院で受けられる検査のご紹介
MRI 検査
当科では、より精密な画像を提供できるよう、膝・足関節・手関節専用の機材である米国GE社製の1.5テスラMRI装置を導入しています。これにより造影剤を使用せずに頭の中の血管(MRA)やすい臓や胆のうの管(MRCP)を撮影することが可能です。さらに従来のMRIよりも高精細に、そしてより短時間の撮影が行えます。
MR検査の特徴
- X線を使うレントゲンやCTのようなX線被爆がありません。
- 体のどの部位でも任意の断面が撮影できます。
- 横になって寝ているだけで苦痛もなく検査を行えます。
検査の概要
- 検査時間は、概ね15~20分です。(検査部位によって時間は異なります。)
- 検査中はベッドに仰向けに寝て頂きます。(動いてはいけません)
- X線を用いずに強い磁場と特殊な電波を用い体の中の状態を検査する装置ですので被爆の心配はありません。
- 検査中は工事現場のような大きな音がしますので耳栓をご用意しています。部屋全体が磁石になるため、金属類は持ち込めません。
- あらかじめ更衣室で着替えて頂きます。
検査を受けられる時の注意点
■ 次の項目に該当される方は、必ず医師に申し出てください。
- 妊婦
- 体内に金属物(心臓人工弁、人工関節、手術クリップ等)及び刺青(イレズミ)を有する方
上記の方は原則として検査を受けることが出来ません。ただし、検査が必要であると判断された方は主治医より十分な説明を受けてください。
■ 金属類は、検査前に体からはずして頂きます。
- 次の物は、故障の原因となります。
- 腕時計・磁気カード・携帯電話等
- 次の物は、火傷の原因となる可能性があります。
- エレキバン・カイロ・ヘアピン・アクセサリー・入れ歯等。また、化粧品には金属粉の混ざっている物もありますので、前もって洗顔しておいてください。
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CT 検査
CT検査の特徴
- 同時に多断面(スライス)を撮影できることから、撮影時間が大幅に短縮されます。
- これまでのCTよりさらに精密な情報が得られ、頭部・胸部・腹部の全ての臓器疾患の検査に有効です。
- 3次元(3D)処理で立体的断面が得られるので、微細な血管や病変構造の観察が詳細に行えます。
- 放射線被爆も大幅に減少でき、かつ精密検査時の苦痛や造影剤の量も減少できます。
検査の概要
- 検査時間は、概ね5~10分です。(検査部位によって時間は異なります。)
- 検査中はベッドに仰向けに寝て頂きます。(場合によりうつ伏せや、手を頭の上に挙げて頂きます。)
- 検査中は身体に対する痛みや苦痛はまったくありません。
- 頭の中はもちろん骨や内臓、全身の部位を検査することが可能です。
- ボタンや金具のついた服を着ていると正確な画像が撮れませんので、あらかじめ更衣室で着替えて頂きます。
検査を受けられる時の注意点
造影の検査を受けられる方へ
- 前日の夕食は午後 9 時までにすまし、その後は何も食べないでください。
- 当日は、タバコ・食事・薬・水分等はとらないでください。
- 造影検査の方は検査前に点滴を行ないますので④番でお待ちください。
頭部の検査を受けられる方へ
- 検査前に、ヘアピン等の頭部アクセサリは、全てはずしておいてください。
内臓の検査を受けられる方へ
- 前日の夕食は午後 9 時までにすまし、その後は何も食べないでください。
- 当日は、タバコ・食事・薬・水分等はとらないでください。
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骨密度検査
当院では大型X線骨密度測定装置を導入しています。
最近は健康に対する関心も高まり、一般の人々の間にも「Quality of Life」という感覚が広がりつつあり、生活習慣病(成人病)の健康診断はもはや当たり前のものとなっています。
そして、骨の病気である骨粗鬆症やダイエット による骨量減少などにスポットが当たっており、「骨も健康診断するもの」という意識が浸透しつつあります。
骨密度測定装置は、治療の必要性を示唆するだけではありません。定期的な健康診断により骨量減少を早期に発見し、骨の健康状態の情報を数字で指標することで適切な予防法や治療指導を行うことが出来ます。
当院が導入している骨密度測定装置は、骨粗鬆症の診断の基準となる腰椎、正面 骨密度測定装置側面測定を高速で測定出来るため、より細かな測定データによる診断を行うことが可能です。
対象診療科目
- 【整形外科】
- 骨粗鬆症の診断及び治療、骨折後の骨量増加の経過観察。
慢性関節リュウマチの診断及び治療効果等の経過観察。
- 【産婦人科】
- 閉経後の骨粗鬆症の診断治療効果の判定、卵巣摘出後の骨量減少の経過観察及び治療効果の判定。
- 【内科】
- 続発性骨粗鬆症(内分泌性、薬物投与、栄養性、その他(糖尿病等の合併症))の診断及び治療の経過観察。
- 【泌尿器科】
- 人工透析による骨量減少の経過観察及び治療判定。
ステロイド投与による骨量減少の経過観察及び治療判定。
- 【内分泌内科】
- 内分泌障害(副甲状腺機能亢進症等)の診断及び治療経過の観察。
- 【小児科】
- ビタミン、ホルモン等に起因する代謝性骨疾患及び先天性疾患の診断 及び治療経過の観察。
- 【人間ドック】
- カルシュウムドック、体脂肪率検査
検査の概要
- 検査時間は約5分です。
- 検査中はベッドに仰向けに寝て頂きます。
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マンモグラフィー検査
検査機器「島津製作所製 SEPIO PLUS」
乳がんを見つけるために開発された専用の X線撮影装置です。
検査の概要
- 写真は2方向からの撮影で、検査時間は概ね15分程度です。
- 丸い乳房を平らに広げて(圧迫して)撮影するので痛い検査です。しかし、なるべく薄く広げて撮影したほうが鮮明な写真が得られ、被爆量も少なくなるので、少しの間がまんしてください。
- あらかじめ更衣室で着替えて頂きます。
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X線透視検査
検査機器「島津製作所社製 ZS-50」
主にバリウムを飲んで胃や腸などの状態を診る検査です。骨折・脱臼の整復術にも用いられます。また、NST(栄養サポートチーム)と連携し、嚥下造影検査(VF)も行っています。
検査の概要
- 検査前日より絶飲食等をお願いするので、あらかじめ医師・看護師から説明を聞いておいてください。
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一般撮影検査
一般撮影検査とは、胸部・腹部や全身の骨などの X 線撮影写真を撮ります。平成13年12月よりすべてCR撮影(Computed Radiography)によるデジタル写真となっています。デジタル写真のメリットは、被ばく線量の軽減と画質の向上にあります。
検査の概要
- 病室撮影
- 床上安静が必要な患者様には、病室撮影を行っています。
- 手術室
- 専用の透視装置・撮影装置があります。
検査を受けられる時の注意点
特にはありませんが、撮影部位に映り込みがある場合は、あらかじめ検査着に着替えて頂きます。
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臨床検査科のご紹介
臨床検査科では、診療にあたる医師が患者様の病態を正しく知り、病気の原因をさがし、治療方法やお薬の適否、回復の度合いなどを判断するため、また、検診などの健康管理のための様々な情報を提供することを業務としています。
当検査科にて行っている生理検査
- ● 心電図検査
- 虚血心疾患(心筋梗塞や狭心症など)、不整脈などを調べます。
- ● 負荷心電図検査・トレッドミル検査
- 運動をして頂き、心電図の変化を調べます。。
- ● 肺機能検査
- 呼吸機能障害の有無や程度を調べます。また、麻酔を必要とする手術の際にも事前に検査をする事があります。
- ● 血圧脈波検査(ABI-PWV)
- 血管の硬さや、詰まりの程度を調べます。
- ● 睡眠時無呼吸検査
- 睡眠時無呼吸症候群の有無や程度を調べます。
- ● 超音波検査(エコー検査)
- 超音波とは、人の耳には聞こえない音波のことを言います。その装置を体などに当てて画像に表す検査で、内臓の異常や、心臓の大きさ・動き、血管のつまりの有無や体表などを調べます。
当院での超音波検査は心臓超音波、腹部超音波、頚動脈超音波、甲状腺超音波、血管超音波(下肢静脈、下肢動脈など)を各科ドクタ-と臨床検査技師が行っています。
※超音波検査の所要時間は検査内容によって異なりますが、15分~30分かかります。
当検査科にて行っている検体検査
患者様から採取した検査材料を迅速に分析し、診断及び治療にデ-タを提供いたします。
- ■ 一般検査
- 尿定性、尿沈渣、鼻汁好酸球検査など
- ■ 生化学検査
- 肝機能、腎機能、脂質、糖質など
- ■ 血液検査
- 血算、血液凝固検査(PTのみ)
- ■ 輸血関連検査
- 血液型検査、交差適合試験(クロスマッチ)
患者様に安心して検査を受けて頂けるよう日々努力しています。検査内容の不明な点や、疑問などございましたら、担当医師や看護師、検査技師にお尋ねください。
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放射線科のご紹介
当放射線科には、MR・CT・マンモグラフィーなど初期診療に必要な最新機器が導入されており、各診療科との連携および近隣の医院・クリニック様からの依頼に応じて検査を行っています。
放射線科で検査を受けられる方へ
妊娠中、またはその可能性のある方は検査前に必ず職員にお申し出ください。
また判らないことは、なんなりとご質問ください。
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