これらは痙縮(けいしゅく)と呼ばれる状態が原因の可能性があります。
ボツリヌス療法とは、ボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシンと呼ばれるたんぱく質を有効成分とする薬を筋肉内に注射し、痙縮の改善を図る治療法です。脳卒中、脳性麻痺、脊髄損傷などによる痙縮に対して、筋肉の異常な収縮を抑え、リハビリの効果を高めることができます。
ステップ | 内容 |
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STEP1 | 初診・診察(医師による評価) |
STEP2 | 注射(適応筋へボツリヌス投与) |
STEP3 | 投与後4週間を目安に週1~2回外来リハビリ |
STEP4 | 効果判定・生活動作への応用支援 |
スケジュール(例) | 内容 |
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入院初日 | 診察・評価・注射(適応筋へボツリヌス投与) |
2日目以降 | 毎日80分から180分の個別リハビリ実施 |
最終週 | 退院に向けた動作指導・生活支援 |
ボトックス治療には事前の評価が必要です。以下までお気軽にご相談ください。
医療法人清仁会 水無瀬病院
地域サポートセンター 担当:田中(たなか)
TEL:075-962-5151(平日13時~16時)
ご本人様・ご家族様・医療関係者の皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
A. はい。痙縮の診断があれば、医師の判断のもとで保険適用になります。
A. およそ3ヶ月間効果が続きます。必要に応じて繰り返しの投与も可能です。
A. まれに筋力低下や内出血が起こることがあります。医師の管理下で適切に行います。