近年高齢化社会になり、認知症を心配される方や発症する方の受診が増加しています。このため、当病院ではもの忘れ(認知症)外来を設けました。
もの忘れ外来では、各種の検査を行い年齢によるものなのか、病気によるものなのかどうかを診断いたします。アルツハイマー型認知症になる前ぶれと言われる軽度認知障害がわかると、アルツハイマー型認知症への進行を防ぐことができることがわかってきました。また、慢性硬膜下血腫や水頭症など脳外科治療により軽快する疾患で似たような症状を呈することもあります。まずは「物忘れが多くなった」、「好きなことに興味を示さなくなった」などの初期症状に本人や家族が気づき、診察や検査などでどんな病気なのかを知ることが大事になってきます。当院では神経心理学的な検査の後、血液検査、頭部MRI、必要があれば機能画像診断-脳血流SPECTなどの検査を行います。
外来は予約制(毎週水曜日午後)となっています。電話でご都合の良い日時をご予約ください。外来受診の時は家族や周囲の方々にご本人の様子についてお伺いいたしますので、付き添いの方との来院をお願いいたします。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午後 | 藤原康弘※14:00~ (第4休診) |
丸茂岳※14:00~ |
丸茂 岳(まるも たけし)
藤原 康弘(ふじわら やすひろ)